今も昔も紳士の代表アイテムをもっと知って、ネクタイをもっと楽しんでいただきたい。
基本のむすび方やシーン別ネクタイをご紹介致します。

ネクタイの歴史・私目線

ネクタイにはとっても素敵な歴史があります。
歴史をちょっと知っておけばいつものネクタイも、幸せな気分で締めていただけるかもしれません

2世紀はじめ・・・

ローマの兵士さんたちが首に巻いたウールの布!
これがネクタイのルーツだと言われています。そのころの呼び名は ”フォーカル”ふむふむ…
恋人・夫が戦地に向かう兵士たちの無事を祈って贈った「お守り」とも言われています。
ロマンティックですね~~
いつの時代も大切な思いは一緒ですね♪

17世紀ごろ・・・

現在のネクタイの原型ができたのは17世紀頃とされています。ルイ13世を守るためにクロアチアの兵士がフランスを訪れた際、彼らは無事な帰還を祈って妻や恋人から贈られたスカーフ(フォーカル)を首に巻きました。
それを見たルイ14世 「あれは何だ?」と尋ねたところ、側近の者はクロアチアの兵士について尋ねられたと勘違いし、「クラバット(=クロアチア兵)です」と答えたため、その布をクラバット(cravat)と呼ぶようになったという逸話。
当店の名前にも使用している cravatの由来でもあります。

1800年ごろ・・・

「ネクタイ」という言葉が使われ出したのは、おそらく1800年代だと言われています。ファッションの主流がフランスからイギリスへと移行したころと見られています。
ネクタイはこの頃、ロンドンファッションの軽快さに合わせて、結び方もシンプルなものへ変化。
1850年代にクラバットの結び目だけを独立させた”蝶ネクタイ”が登場しました。
1870年代には、イギリスにあるアスコット競馬場に集まる紳士たちが発信した「アスコットタイ」などが登場しました。
また、今日「ネクタイ」と呼ばれているものの主流、「フォア・イン・ハンド・タイ」が誕生したのもこのころ。そのシンプルさと結びやすさから、100年以上たった今でもネクタイの主流として親しまれています。
想像もできない遥か昔から受け継がれてきたネクタイ。
伝統を重んじる日本人・京都人気質?にぴったりだと思うのは私だけでしょうか。

日本へ・・・

世界的には古くから親しまれてきたネクタイですが、日本では1851年、ジョン万次郎が帰国の際、国内に持ち込んだと言われています。
1884年(明治17年)には帽子商、小山梅吉さんの手により、国産の「蝶ネクタイ」第一号が誕生。
大正末期ごろには洋服が一般市民に普及するのに伴い、ネクタイもファッションの一部として取り入れられるようになりました。
現在では、ネクタイはメンズファッションに欠かせないアイテムのひとつに。
流行により色・形を変えながら、世の男性の首元を飾る大切なアイテムとして重宝されています。

最後に・・・

何事にも歴史があるんですね~~~
ネクタイの始まりがお守りの意味があったなんて素敵ですよね。紳士なイメージのあるネクタイは、ビジネスの場でもお客様への敬意を示すアイテム。
クールビズは環境面において素晴らしいことですがお得意先様への訪問などにさっと締められるように、カバンには入れておきたいアイテム。
オシャレに気を使う男性はとっても魅力的!男を上げるお似合いの1本をご自分で探すのも楽しい。
はたまた、彼や旦那様に大切なお守りを心をこめておくりませんか。
あなたの歴史のお手伝いを0-STYLE.cravatにさせていただければ幸いです。

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